仕事に役立つ資格を取って、新しいあなたにチャレンジ!

「資格試験の受験.com」

高齢者や障害者に、「暮らしやすい住環境」を提案するアドバイザー

Q.1 福祉住環境コーディネーターはどんな資格?

〝バリアフリー住宅〟という言葉を知らない方はいないと思います。しかし高齢者や障害をお持ちの方、その個々の方々に適切な、生活しやすいい居住空間をプラン・提案できる知識を持った専門家は、それほどいないのが現実です。そのため、福祉と建築の掛け橋となるよう開始された、比較的新しい資格が福祉住環境コーディネーターです。
福祉住環境コーディネーターは、家を建てたりリフォームする人と、建築業者の間に立って、高齢者や障害者の方が住みやすい住環境を整えるためにさまざまなアドバイスをします。また、介護用品や福祉用具など介護者の生活まわりに必要な用具の選択や利用方法についてアドバイスをすることも福祉住環境コーディネーターの仕事です。これからの日本では、3人に1人が高齢者になります。福祉住環境コーディネーターの知識を持つ人は、今後一層必要とされることがいえるでしょう。

Q.2活躍の場、仕事への活用度は?

◎介護福祉施設、介護事業、工務店や建設会社全般で資格を活用できます。

◎福祉住環境コーディネーターが注目されるようになった背景のひとつに、介護保険制度の「住宅改修費給付制度」との関連が挙げられます。これは、要介護認定を受けた方に住宅改修費の一部を支給する制度ですが、それには改修の理由を明記した「理由書」の提出が必要です。この理由書を作成できるのが、ケアマネージャー、理学療法士、作業療法士、そして福祉住環境コーディネーターの2級以上なのです。

◎現状は、この資格だけで就職・転職うんぬんを語るのはむずかしいところがあります。介護福祉士やデイケアなど介護の仕事をしている方、また建設会社の建築士等が、仕事のスキルを広げるために取得しているケースが多いといえます。

Q.3試験の難易度・傾向は?

◎合格率は3級・2級で50%程度と難易度はさほど高くはありません。しかし、1級は合格率約5%とかなりの難易度です。

◎福祉住環境コーディネーターとして実務を行う上で、1級まで取得しておく必要はありません。住宅改修費給付制度の「理由書」との関連を考えますと、2級以上は取得しておきたいところです。

◎3級・2級の試験は、3ヶ月~半年の準備で十分に対策可能です。2級・3級は、独学で合格している方も少なくありませんが、各資格スクールで講座が開講されています。通信系の講座も充実していますので詳しく調べてみるようにしましょう。

Q.4受験資格・試験範囲は?

【試験日】 2・3級/年2回(例年7月と11月) 1級/年1回(例年11月)
※3級を取得していなくても2級を受験できます。し同じ受験日に2級と3級を受験することも可能です。

【出題範囲】(2級例)
高齢者・障害者を取り巻く社会状況と住環境、福祉住環境コーディネーターの役割と機能、障害のとらえ方、リハビリテーションと自立支援、高齢者・障害者の心身の特性、在宅介護での自立支援のあり方、ほか全17分野より出題。

【合格基準】
100点満点とし、70点以上をもって合格とする。